OLIVER PEOPLES Sheldrake Plus-J

【基本情報】

フレーム

・素材：アセテート

・色：VOT(Vintage Olive Tortoise)

・Price：¥33,000-(2020/03/12当時)

・made in Japan (オプティックジャパン製)

レンズ

・素材：プラスチック(PPL75)

・カラー：モアイ パープル

・サイズ：51mm

・４カーブ

・可視光線透過率：75%

・雑光カット率：20%

・¥11,000-(2020/03/12当時)

・made in Japan

印象

前にアイウェアのメリットに気づいてから、何本か伊達メガネを購入したり、使ってなかったフレームのレンズを交換したりしてアイウェアを楽しんでます。

そんな中オリバーピープルズのシェルドレイクというモデルが気になりました。

シェルドレイクはオリバーピープルズの中でも定番のモデルで、その良さはフレームデザインのバランスの良さだと思います。

ウェイリントンとボストンの間のいわゆるボスリントンと言われる形で、カチッとした印象と優しい印象を合わせ持ったシェイプだと思います。

製造国

オリバーピープルズは2018年にオプティックジャパンとの契約終了により、製造が日本のオプティックジャパン社からイタリアのルクソティカ社になりました。

ルクソティカ社はレイバンやペルソールのサングラスも製造してる大手メーカーです。会社の変更により、生地感や造りが変わってます。

それに加えて同じモデルでもレンズのサイズなどのデザインが数ミリ変わっていたりします。

ほんの数ミリの違いですがメガネだと見た目、特に掛け心地に差がでます。

これはいつも疑問に思うのですが、海外のブランドであっても日本製だと鼻パッドのサイズ感や掛け心地が合いやすいです。鯖江のなせる技でしょうか。。

私が気になるようになったのは、残念ながらイタリア製に変わって２年弱経った後だったので、人気モデルのシェルドレイクは殆どのお店でイタリア製に切り替わってました。

購入

日本製というものは惹かれるのですが、もう店頭在庫も見つからず、自分に似合う良いものが見つかれば良いな、と気長に探そうと思っていました。

オプティカルジャパンから生まれたブランド、アイヴァンのWebb 49mm、Webb sunのレンズカスタムなども良かったです。

試着したシェルドレイクはレンズサイズが47mmと小ぶりで私には少し窮屈な印象になってしまいましたし、生地感などがアイヴァンのものと比べるとほんの少し軋むような感触でした。

そんな折、吉祥寺のメガネ屋さんのストックの中にシェルドレイクプラスというサングラスが残ってました。

オリバーピープルズのオプティカルジャパン期のものです。

サングラスはレンズサイズが少し大きく作られているので、幅が51mmあり、一番求めていたサイズ感でした。

気長にと思っていたのに、ほんの数週間で決まってしまいました。

確かに、デザイン・サイズ感はWebbもとても気に入っていました。テンプルの芯の彫金も美しく、日本製なのもあって掛け心地も日本人向けです。
オプティックジャパン期のものが残っていなければこちらにしていたでしょう。

シェルドレイクプラスはカシメ鋲のデザインも菱形のダイヤ鋲を組み合わせたものが使われていています。
原型のデザインを意識した変更だそうで、その点も気に入りました。

元のレンズはグレーグラデーションの偏光レンズでしたが、伊達メガネとして使いたく、最終的にタレックスの偏光レンズのモアイパープルを入れて使っています。

＜参考：https://talex.co.jp/product/lineup/mp/＞

モアイパープル

TALEXのモアイパープルレンズは偏光レンズなので、不快な光をシャットアウトしてくれます。目に不快な反射光などをカットしてくれ、目に優しいです。

さらにはパソコン作業や蛍光灯の下での目のチカチカ感も和らげてくれます。

カラーレンズで印象を変えたかったので、程よく色が入っているレンズが良かったです。

レンスのカラー濃度も程よく、また、夜間運転にも対応してるのも決め手でした。

終わり

DITAから始まったアイウェアへの興味はこの眼鏡で一層加速しました。

伊達メガネでレンズをいろいろ選んだりというのも新鮮で、愛着が湧きました。

３プライスの眼鏡も手軽でいいですが、こういった眼鏡も革靴のように奥が深く、興味深いです。