イエローナイフ オーロラ観賞旅行【カメラ編】
2019/12/02
イエローナイフ オーロラ観賞旅行 カメラ撮影のコツ
オーロラ観賞旅行の際には肉眼で観賞するのが一番感動的ですが、それに加えて写真に残したいと思うのは当然です。
私は写真撮影は好きですが、趣味というほど詳しくはありません。
素人に毛が生えた程度です。
写真撮影を趣味にしている人の参考になるかは分かりませんが、初めてオーロラ観賞旅行に行く方の参考になればと思います。
準備
イエローナイフ オーロラ観賞旅行【準備編】でも撮影機材の紹介もしましたが、シャッタースピードの調節ができるカメラ、三脚、記録速度が早いSDカード、冬季であれば大きなジップロック、予備のバッテリーが必要です。
詳細は別記事も参考にどうぞ。
綺麗な写真を撮ることができれば最高ですが、普段撮影するのとは違うので、こちらで練習することもできません。
大切なのはあらかじめカメラ撮影の知識を得て、自分のカメラの操作方法や設定などの準備をしておくことです。天候によってはあまりオーロラが見られない場合がありますから、少ないチャンスをものにしないといけません。それに加えて環境も過酷です。暗闇で極寒となる場合もあるので、思うようにいかないので準備が本当に大切です。
写真撮影のコツ
最初にイエローナイフに旅行に行く際、キャノンのコンシェルジュルームでオーロラ撮影のコツを伺ってきました。(現在は閉鎖されてしまいました、、)
コンシェルジュの方もオーロラ撮影の経験はありませんでしたが、他の被写体での経験を踏まえて教えていただきました。
それに加えて私が現地で撮影した経験も合わせてある程度のコツを掴んだのでまとめておきます。
①ISO感度は1600-3200程度
②シャッタースピードは1〜10秒でオーロラのレベルに合わせて、撮影しながら変える
③F値は解放
④オーロラだけでなく、木々や山、湖やピーティを構図に入れると雰囲気がでる
⑤オーロラ以外の被写体を入れる場合、ピントは先にフォーカスしておいてからマニュアルに変更→テープで固定すればピントはずれない
冬季のカメラの取り扱いと注意点
冬季の場合マイナス30℃の極寒になるので、バッテリーが恐ろしいほどのスピードでなくなっていきます。ポケットにカイロと一緒に入れ温めることで回復しますが、一晩で何度もバッテリー交換をすることになります。
オーロラ撮影の時は周囲は暗闇です。暗闇でもバッテリー交換ができるよう、端子の向きなど手探りで確認して交換できるように練習しておくことをお勧めします。
また、室内に入る際に寒暖差でカメラ内に結露することがあります。
対処法としては、室内に入る時に大きなジップロックにカメラを入れます。その時外の冷気も一緒に取り込み、だんだんと室温に慣らせていきます。それか内扉のようなところで慣らせるのも簡易的な手段としては有効です。
レンズが曇った場合にはLEDライトで暖めることで曇りが解消するそうですが、私自身レンズが曇った経験がないので、実際有効かはわかりません。
参考写真
作例というまでいかないですが、私が旅行に行った際の写真を載せておきます。
なるべく肉眼で見たものと同じような雰囲気となるように撮影していました。
色鮮やかなオーロラを撮影したい場合はまた違った設定・レンズフィルターになると思いますので、写真を撮りながら試行錯誤してみてください。
なお、どの写真もCanon EOS kiss X7と標準レンズ(EF-S18-55mm F/3.5-5.6 IS STM)にて撮影しています。
kissシリーズは価格も手頃で小型軽量、入門用カメラとされていますが、私は十分満足しています。
15.0秒 f/4.0 24mm ISO1600
20.0秒 f/4.0 24mm ISO1600
10.0秒 f/4.0 24mm ISO1600
おわりに
オーロラを見られるかは運もあり、場合によっては3日間で1度ということもあるので、まずは生で見られることが一番です。
星空もあいまって本当に感動的です。
まずはその目に焼き付けてほしいです!
実体験を踏まえてに記事にしましたので、行かれる方の参考になれば嬉しいです。
ちなみにイエローナイフのオーロラビレッジではオーロラ撮影の経験豊富なスタッフが高性能な機材で当日撮影した写真を販売していますので、うまく撮れなかった場合はそれを購入するのもアリですね(笑)
オーロラが見られ、撮影できることを祈っています!
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